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色彩豆知識

ジュエリーの色彩豆知識-誕生石の色と意味

1月 ガーネット

意味 :勝利・貞操・真実・友愛・忠実・権力・優雅
 色 :赤・暗褐色・緑・ピンク・オレンジ・紫・黄など多彩
語源 :ラテン語で「ざくろ」を意味する「グラナトゥム」。和名は「ざくろ石」。
     産出される時の原石の様子、赤い結晶がびっしり岩についているさまが
     ざくろの果実のようだったことから名づけられました。

ガーネットの赤は生命の再生を導いていると信じられていました。
古代では赤色の宝石は血の色を連想し、止血作用があるとして
そこからもめごとを静めるという意味をもっていたと言われます。
結婚18年目の記念ジュエリーでもあります。

2月 アメジスト

意味 :誠実・心の平和・高貴・平静・楽しい夢
 色 :紫系統
語源 :ラテン語で「ざくろ」を意味する「グラナトゥム」。
     古代ギリシャ語で「酒に酔わない」という意味の「アメタストス」。和名は「紫水晶」。

日本では古くより高貴な色とされた紫。
アメジストの紫は高貴さの象徴ともいえます。
ヨーロッパでも紫は尊厳と威厳を示すシンボルといわれ、司教の指にはめられていました。

3月 アクアマリン

意味 :聡明・沈着・勇敢
 色 :青系統
語源 :ラテン語で「海(マリン)の水(アクア)」。和名は「藍玉」。

透明感のある爽やかな色合いです。
光のスペクトルの中で一番水に吸収されにくい青が残って反射するために深い水は青く見えます。
古代ローマでは、その輝きが戸外でも室内でも変わらない事から、
永遠の若さの象徴として好まれてきました。

4月 ダイヤモンド

意味 :不屈・清浄無垢・純潔・永遠の絆
 色 :無色・ピンク・黄・青・赤・黒・緑・オレンジ・褐色など
語源 :ギリシャ語で「征服されざる」という意味の「アマダス」。和名は「金剛石」。

無色のもののカラーは「D」〜「Z」までの23段階で価値がかわってきます。
無色透明に近いほど希少性と価値が高まります。
「無色」と分類されているのは「D」「E」「F」の3段階で「G」〜「J」が「ほぼ無色」。
虹色の分散光は多くの女性の心を惹きつけ、今や永遠の象徴となっています。
イエローダイヤは結婚60年目の、無色のダイヤは結婚75年目の記念ジュエリーでもあります。

>> ダイヤモンドのカラー

5月 エメラルド

意味 :夫婦愛・幸福・幸運・誠実・清廉
 色 :緑系統
語源 :サンスクリットの「緑の貴石」を意味する「スマラカタ」、
     古代ペルシャ語で「スマクラグドス」、ラテン語で「スマラルダス」、
     古代フランス語で「エスメラルド」。和名は「緑柱石」「翠玉」。

古代ローマの宝石職人は、目が疲れるとエメラルドを見つめて、目の疲れを癒したと言われています。
目が疲れた時に緑のものを見るといいと言われていることとも一致します。
あらゆる病気を防ぐ魔よけとされたり、安産のお守りとしても大切にされていました。
再生をもたらす石とも云われ、いつまでも若々しさを保つことができます。
緑は「健康」「生命力」「自然」を連想させる色であることからもうなずけます。
結婚55年目の記念ジュエリーでもあります。

6月 パール

意味 :純粋無垢・健康・長寿・富
 色 :白・クリーム・ピンク・など多彩
語源 :和名は「真珠」。

古代には最も王侯貴族たちに愛され人類が最初に出会った宝石です。
現在では冠婚葬祭でのフォーマルなジュエリーとして愛用されています。
真珠層を構成している結晶は、天然の貝に混入した異物を貝の分泌液で
何層も重なり合って形成させたたんぱく質のシートで、何百枚何千枚と積み重なったものです。
この真珠層の質と厚さにより、輝きに差がでてきます。
「照り」と言われ、この真珠層が厚ければ厚いほど光沢がでてきます。
結婚30年目の記念ジュエリーでもあります。

6月 ムーンストーン

意味 :愛の予感・恋の予感・悪魔を払う・幸運・穏やかな充足・満ち足りてゆく愛
 色 :乳白色・他
語源 :17世紀頃までギリシャ語で「月」を意味する「セレーネ」を語源として
     「セレニテス」と呼ばれ、「旅の石」とされていました。和名は「月長石」。

月のような淡いデリケートな色合いは広く女性に愛されています。
「シラー」といって、見る角度によって月の光のように青みがかった光の帯が
磨かれた石の曲面に浮かび上がります。

7月 ルビー

意味 :情熱・威厳・勇気・仁愛・自由・熱情
 色 :赤系統
語源 :ラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」。和名は「紅玉」。

ルビーは炎と戦いの軍神マルスが宿る護身の宝石とされ、権力や富を象徴するものです。
赤は生命の血や火を連想させ、最も激しく強力な色だということで
「戦い」や「勇気」を司り戦いの場で多く使われました。
軍神マルスのシンボルカラーだったのです。
ルビーは正しい判断力と行動をもたらしてくれるという、
リーダーには願ってもないパワーを備えてます。

色彩心理においても「赤」が好きな人は強い意志を持ち独立心旺盛な積極派、リーダータイプと言われています。
結婚40年目の記念ジュエリーでもあります。

8月 ペリドット

意味 :友愛・夫婦愛・夫婦和合・幸福・なぐさめ・豊穣・知恵・勝利
 色 :緑系統
語源 :フランス語の「ペリドット」がそのまま使われていますが
     古代フランス語の「ペリトット」とも関係があるといわれています。和名は「かんらん石」。

太陽の石として信じられ、濃淡の黄色を帯びた緑色で
夜は他の宝石に比べて輝いて見えるため「イブニングエメラルド」とも呼ばれています。
ペリドットの黄緑色は近所づきあいや身近な人間関係に影響を及ぼし、
情報収集能力や知的好奇心を高めるといわれます。

9月 サファイア

意味 :慈愛・誠実・徳望・真理・貞操
 色 :青・無色・緑・紫・黄金色・ピンクなど多彩(赤以外、赤はルビー)
語源 :ラテン語の「青」。和名は「青玉」。

古代では大地を支える石として崇められ、
空が青いのはサファイアの色を反射しているからだと言われたそうです。
また身につけているとよこしまな考えや色欲を消すことができるといわれ、
僧侶が指にはめる石に最適とされてきました。
「天国の色」といわれ、海と空を象徴する青は冷静明晰な判断力を与えてくれます。
色彩心理においても青は「高い志」「理性」「誠実」「信頼」を表しています。
結婚45年目の記念ジュエリーでもあります。
19・23・26・65・67年目にもサファイアを贈る習慣があります。

10月 オパール

意味 :希望・幸福・安楽・無邪気・忍耐
 色 :無色・白・黒・オレンジなど多彩
語源 :和名は「蛋白石」。

遊色効果といって、表面に揺らめく独特の浮遊色は角度によって多彩な色の動きを演出します。
シリカという粒子が連なり、その間の水分が固まってできたもので、
粒子の大きさと光線の加減の違いから、さまざまな色が誕生します。
古代ローマではオパールは神の石であり、エジプトでは光と水のお守りでした。

10月 トルマリン

意味 :無邪気・潔白・寛大・貞節・思慮深さ・素直な心・安楽・忍耐・心中の歓喜
     希望・友情・以心伝心・満願成就
 色 :緑・ピンク・青・無色・黒・紫・黄・赤など多彩
語源 :スリランカ語で「多くの意味を持つ」という意味の「トルマリ」。和名は「電気石」。

ほとんどすべての色がトルマリンで揃えられます。
10月の誕生石としてはピンク・トルマリンが選ばれています。
色ごとに別名を持っているのも特徴ですが、
単一の結晶内に複数の色が存在することもあり「バイカラー」と呼ばれています。
最近話題になっている宝石のひとつで、体のために良いといわれ、
新陳代謝を促し体内のバランスを整えてくれます。
美白効果・健康効果があるとして化粧品などに配合されたり、治療に利用されたりもしています。

11月 トパーズ

意味 :友情・希望・潔白・忠実・知性・幸福
 色 :無色・黄・青・オレンジ・ピンク・淡緑・紫など多彩
語源 :ギリシャ語で「捜し求める」という意味の「トパドス」。
     またはサンスクリット語で「火」を意味するものという説。和名は「黄玉」。

レモン色の最上級のインペリアル・トパーズは、夜空に輝く金の星とされ古代より尊重されてきました。
インドでは傷口をなおす秘薬として、
また古代ローマ・エジプト・ギリシャでは黄金や太陽をイメージし、太陽神ラーの象徴として崇拝したと言われます。
ペリドットと共通して夜に輝きが変化する性質を持っています。
結婚16年目の記念ジュエリーでもあります。

12月 トルコ石

意味 :成功・命中
 色 :青・青緑・緑
語源 :フランス語の「トルコの石」。和名も「トルコ石」。

紀元前から人々に尊ばれてきた空青色のターコイズ、
神様がトルコ石の粉末で空を染めたと伝えられていました。
ちなみにターコイズという色には大勢に向けて情報を発信するという意味もあります。
邪悪なものから身を守るお守りとも勇気と決断力を授ける石ともされていました。
エジプト産のトルコ石がローマに入る時にトルコで一旦集積されたためこの名がつきました。

12月 ラピスラズリ

意味 :永遠の誓い・清浄・疫病払い
 色 :紺と金・白の混合色
語源 :ラテン語の「石(ラピス)」とペルシア語の「青い(ラズリ)」の合成語。和名は「瑠璃」。

紺色は誠実さを表します。
身につける人の心を穏やかにさせることから病気を治すともいわれています。
紺色に金色や白色の斑点が見受けられ、宇宙に星が瞬くような神秘的な宝石とされて
古代エジプト時代から聖なる石として国王・王族・司祭階級に愛されました。

ジュエリーの色彩豆知識
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